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生きた細胞が赤く光る新しい蛍光色素

Dec,12,2011

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生きた細胞が赤く光る新しい蛍光色素

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がんなど生きた細胞が赤く光る新しい蛍光色素の開発

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東京大学の長野哲生研究室では、生体内の分子を生きた状態で解析するための蛍光色素の研究において、これまでになかった赤く光る蛍光色素「東京マジェンダ」を開発しました。 有機小分子でいうとフルオレセインと呼ばれる、全て緑色に光るような蛍光色素が主になっています。もちろんもっと波長が違うもの、赤色とかオレンジ色とか黄色とかいろんな色素というのは実際には作られているんですけど、生物学研究する上において優れた性質、例えば水溶性が高かったりとか、あまり体に毒ではないとかそういったいろんな性質からフルオレセインが使われているだとか、その緑色というのはやっぱりよく頻繁に使われるような状態になっていますのでなかなか他の色の有用な蛍光色素というのはなかなか作られていないのは現状でした。 東京マジェンダは、これまでに長野研究室で開発されたフルオレセインと呼ばれる緑色に発光する蛍光色素をベースにしており、その酸素原子をケイ素原子にすることで励起状態を変え、赤い発光を実現しています。構造上はフルオレセインと同等の性質であるため、2色の色素を併用して、細胞の中の複数の生体分子の動きを同時に解析することができます。 そこでまず行った大切な事といいますと、その赤い色素に機能を持たせるということがひとつの課題となります。そこで今回開発しましたのはβ-ガラクトシダーゼという酵素を検出し光る物を開発しました。それに加えて赤色の色素で、今度は別の分子をターゲットとしたものを開発することにより、その2つで染色する事でどちらも癌から出てくる違った物質を検出するような機能を持たせている物を使う事で、2つの側面から病理的に癌である癌でないを診断できるようなツールとなれば良いと思っています。 さらに、東京マジェンダはフルオレセインに比べ波長が長いため、組織の透過性に優れており、これまでに見えなかった生体分子の発見も期待されています。 今後はこの蛍光団を使っていろんな蛍光プローブいわゆるいろんな生体分子を捉えるような蛍光プローブを開発していって体の中の複雑な、何が起こっているかよくわからないような状態のものを新たなアプローチによって解明していきたいというのが一点、あとはやはり僕は薬学部なのでそういったものを使った診断薬とかそういったもの、医療に繋がるようなもの、まぁ何十年先になるか分からないですけど、近い将来やっていきたいと考えています。 関連リンク :- YouTube (本文はdiginfo.tvより提供)

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